2019年12月23日月曜日

研修を終えて…

私がこの3日間の研修で感じたものは「世界のつながり」です。例えば、最後に訪れた日本科学未来館では1日目や2日目の研修内容と重なる展示が多く見られ、3日間がひとつにまとまったかのような不思議な感動を味わいました。研修に参加してからは、習ったことが何かに役立つのをただ期待するのではなく、自分から役立てるため積極的に働きかけようという意識で授業を受けています。苦手意識のある授業も少し前向きに受けられるようになった気もします。
しかし、最先端の現場でAIやエネルギー等の問題に触れ、これからの時代の厳しさをより強く意識したことで、不安が大きくなったことも事実でした。自信を持っていた自分の進路に対して「本当にこれでいいのか」という気持ちが芽生え、新たな価値を創造するという大きな課題に怖じ気付いてしまいました。けれども、進む大学が確定する前にこのような感情を持てたことは、自分は何をやりたいのか、何をするべきなのか見直す機会を得られたということで救いであったのだと思います。
本当に試されているのは、これから自分たちがどうするのかということではないでしょうか。研修に携わり、協力してくださったすべての方々、ありがとうございました。東京研修で学べて本当に良かったです。
(トースト猫)